「やる気がない」の2つのタイプ

 「やる気がない」生徒さんというのは、どこの学校にでもいます。やる気がずっと続けばいいのですが、やっても三日坊主、悪ければ1日で終わる、ということもあるでしょう。とはいえ、大人でもモチベーションを保つことは難しいので、それも仕方がないこととも言えます。

 

 ただ、それが「毎日」だったり「1年中」であれば、それは見ていて心配になるのも当然です。一日中スマホやゲームをして過ごしている、部活でへとへとになって家に帰ると何もしない、勉強が手につかない、といった生徒さんも多いのではないでしょうか。

 

 私は、こういった「やる気がない」生徒さんには2つのタイプがあると思っています。

 

 一つは「勉強をしようにも何から手をつけていいかわからない」という生徒さんです。こういった生徒さんは、基本的には「勉強したい、成績を上げたい」と思っているので、良い指導者に出会えれば開花することが多いです。

 

 一方、「勉強というものに何ら魅力を感じない」という生徒さんもいます。こういった生徒さんの場合は、勉強の大事さや社会のためになることを伝えれば目覚めることもあります。ただ、このタイプの生徒さんで、「何をどう考えても勉強の意義が感じられない」という場合もあります。正直に申し上げると、この場合は、勉強ではない他の道を探した方がいい場合もあります。もちろん、勉強することによって人生の選択肢が広がることを伝えた上でのことです。

 

 「勉強しなさい!」と叱ったところで、基本的には逆効果です。やる気がない場合は勉強そのものが面倒で嫌なものであることが往々にしてあるからです。今の生活を見つめなおし、人生について語り合うところから始まると思っています。まずは、現在の生徒さんがどのような心理状態にあるのか把握し、勉強に意識が向いており、成績を伸ばしたいのであれば、塾を選択肢に入れるのがよいのではないでしょうか。