前回は、集団指導と個別指導の形式の違いやその背景を書いてきました。
今回は、それぞれのメリットとデメリットを書いていきたいと思います。
◇集団指導
○メリット
・講師の質が高い。
ー集団指導をする講師は、多くの応募者の中から選抜された講師である場合が多いです。様々な塾や予備校で経験を積み、知識も豊富なことが多いでしょう。そのため、その科目の問題の解き方などのノウハウや受験知識には目を見張るものがあります。
・切磋琢磨する仲間ができる
ー集団ですから、当然同じ授業を受ける生徒がいます。同じ授業を受けているうちに、友人になることもあるでしょう。その友人たちと受験という目標に向かって努力することができ、モチベーションアップにつながります。
○デメリット
・授業についていけない場合がある
ー自分のレベルを超えた授業を受講してしまうと、何を話しているのかさえ分からないことがあります。そうすると時間とお金の無駄になってしまいます。
・仲間とのなれ合いになってしまう恐れがある
ー仲間ができるのはいいことですが、その仲間とラウンジなどでおしゃべりばかりということになると問題です。そもそも塾・予備校には勉強するために来ているわけですから、それは本末転倒です。
◇個別指導
○メリット
・自分に適した授業を受けることができる
ー個別指導なので、当然自分のためだけの授業となります。講師に要望も言いやすいですし、レベルも自分に適したものになります。
・自分の得意分野だけ、または苦手分野だけを受講することができる
ー個別指導は基本的に単科講座となります。そのため、自分が特に強化したい部分や、弱点としている部分を重点的に教えてもらうことができます。
○デメリット
・料金が高め
ー一人ひとりに合わせた授業をするには、教材や講師などの手配が必要です。そのため、集団指導の塾・予備校よりも費用が高めに設定されている場合があります。
・講師の質はバラバラ
ー個別指導の塾・予備校に多いのが、学生講師の存在です。もちろん、学生講師だから質が低いというわけではありません。ですが、講師の採用試験が、公立高校の入試問題を解ければよいなど、採用のハードルが低いため、指導力があまりない講師にあたる場合があります。
以上が集団指導と個別指導のメリット、デメリットです。もちろん菊池塾は、こういったものをすべて考えて、最良の学習プランを提供いたします。
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